お笑い芸人になりたいなら青春群像小説を読むべき
芸人志す道半ば。19歳で迎えた新年。
僕は1つ目標を立てた。それは、
「年間100冊の本を読む」
表現者を目指すたる者、読書を継続することによって語彙と知識を会得することを怠ってはいけない。
僕は本を読まない芸人は軽蔑する。もう、うんざりする。僕のファン目線でそんな芸人は芸人としての魅力の奥行きが感じられない。
だから、僕は本を読む。本を読む芸人になる。
読む本はいい加減に選んでもしょうがないから、選ぶ小説の種類を絞って読むことにする。僕は物心ついた頃から、大人しい性格で、高校時代は友達がいなくて昼休みなんて机に突っ伏して時間が過ぎるのを待つようなヤツだったし、華やかなキャンパスライフを送れると夢みて入った大学も元々の大人しい性格が起因し、そんなものは自分に送れるはずもないことを入学後に気づきあっさり中退した。この様にろくに青春なんてものを経験出来なかったもんだし、同世代の登場人物が書かれた小説に興味があるから19歳で迎えたこの一年は青春群像小説を読み漁ることにした。
さっそく、この1月から読書を開始している。バイトをクビになったこともあり、優先的に読書に時間をかけた結果、今月は今のところ6冊読破した。
気に入ったのを紹介。
読みやすい。他も読みたい。
学生の孤独の描写が凄く好み。
気に入らなかったのも紹介。
明るい夜に出かけて 佐藤多佳子
深夜ラジオリスナーの少年が題材ということで気になって読んだが、どこにでもいるやつをただ書き起こしただけ。友達とアメーバピグしたり女子高の文化祭に行ってキョドってたり、ただただコンビニバイトの業務をこなしているだけの描写はさすがに読むのが苦痛だった。とくに面白い展開もなくてつまんなかった。「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」の描写以外はホントにゴミ。アルコ&ピースは好きなので残念。
2016年に出版されたにしては、ボカロだったりさっきのアメーバピグだったりズレを感じたので、作者を調べたら50すぎのババアだったのでそういうことかと。選ぶ本を間違えました。
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