お笑い芸人になりたいなら教養を身につけろ!
10代でお笑いに傾倒し、10代でお笑い芸人を目指している僕には当然、大好きなお笑い番組があります。それは千鳥がMCの「キングちゃん」。
お笑い濃度100パーセント故、お笑い好きには堪らない番組。毎週、欠かさずチェックして勉強してます。
先日の放送は「ボケVSツッコミ フリースタイルバトル」というタイトルで、商店街のお店をリポートするツッコミ芸人が、店員に模したボケ芸人のボケにツッコミを入れていく、という企画でした。
この回で、僕が気になったのが、ノブさんVS小木さんの対決。
何がそんなに気になったのかと言うと、ノブさんの"例えツッコミ"。
写真館のカメラマンに模した小木さんが登場と同時にキンタマを露出するという下ネタボケにノブさんが"例えツッコミ"
「タマが出ていいのはシンドラーのリストだけ!」
映画のタイトルかな?と察しはつきましたが、タイトルは聞いたことがないし、もちろん観たこともなく、自分の教養不足を実感しました。
『シンドラーのリスト』は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年のアメリカ映画。日本での公開は1994年2月。
検索で調べてみると、僕が生まれる前の映画でした。R指定の映画なのできっと作中のシーンでキンタマが露出されているのでしょう。
"例えツッコミ"で映画のタイトルが引用されることは頻繁にあるので、メジャーなタイトルの映画はamazonプライムビデオで観るようにしているのですが、ジェネレーションギャップも相まって理解できないこともあります。
続いて、ヌード撮影のため服を脱いでいる最中に、盗撮紛いなシャッターを切る小木さんにノブさんが"例えツッコミ"
「雑誌でやっとる みうらじゅん の連載か!」
その連載存在は知らないに等しいが、何と無く分かったぞ!みうらじゅんは検索で調べたことあるし!ただ、この"例えツッコミ"を理解できる10代20代は何割いるんだ!?
最後に飛び出した"例えツッコミ"は、テンションが絶頂に達した小木さんが鏡に映るノブさんを罵りながら撮影するというボケに、
「加納典明の師匠か!」
加納 典明は、日本の写真家。愛知県名古屋市出身。血液型B型。 本業の他、タレント・俳優・コメンテーター等として活動している。
この"例えツッコミ"を聞いた瞬間、諦めに近い感情を抱きました。マジで誰やねん。
映画のタイトル、漫画のキャラクターはまだまだ勉強が必要だと思いますが、往年のタレントとなると網羅するのには無理があるので、平成生まれの僕は平成生まれに共感されるフレーズで"例えツッコミ"をしたいと思います。
「キングちゃん」。ネット配信もあるので是非ご覧ください。
"あの"方もチェックされてるみたいですよ。