孤独な芸人志望

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午前7時、タイムカードを切る。僕はトラックターミナルで荷物の詰め込みをする深夜バイトをしている。退勤のタイムカードを切り終わると、平均年齢の高いバイト先で19歳の僕は「ダベる」ようなことはせず、足早に自転車に乗り真っ直ぐ帰宅する。帰宅途中、駅前で早朝から会社や学校へ向かうサラリーマンや学生の群れとすれ違うと自分は社会的に惨めに思えてくるような錯覚をする。

家に帰ると体はクタクタでシャワーも浴びず、作業服を脱ぎ、ベッドで横になり、6時間ほどの眠りに落ちる。

午後3時、起床。シャワーを浴びる。冷蔵庫を確認するとコーヒーが切れていたので、カフェイン中毒の毛がある僕は面倒だが、ジャージ姿でスーパーに向かう。900ミリリットルのボトルコーヒーと数日分の食材を買い、家に戻る。

午後4時、ここからがバイトの拘束時間と睡眠時間以外の自由時間。パソコンのHDDが壊れてしまってネットが出来なくなったので、最近は読書に時間を費やしている。読んでいる本は大槻ケンヂの「グミチョコレートパイン」。僕と同じ冴えない男子におすすめ。

最近、「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマにハマっていてタイムシフトを見ている。世間に大人気の俗っぽいドラマにハマっているなんて僕らしくないのだが、ストーリーが面白いし、何しろ新垣結衣さんがめちゃくちゃかわいい。新垣結衣さんのドラマでは中学生の時に見た「全開ガール」も好き。

お笑い芸人を目指しているので勿論、ネタを見たり書いたりもしている。漫才のネタって相方のキャラクターに左右されると思うので、相方がいないのに考えて意味があるのかと正直思うわけでピンネタも考えている。

午後8時、バイトに行く時間が迫ってくる。まだバイトに慣れてないせいか出勤前は猛烈に「行きたくない」ってなる。早くなんとかして、バイトせずして生活出来るようになりたい。不労所得を得たい。 

午後10時、バイトが始まる時間。新しいパソコン購入と生活費のために仕方なく朝までバイトる。お気づきだろうか?

このように僕の生活は(休日も含め)「交友関係」にかける時間が1秒たりともないのだ。悲しいかな孤独なのだ。

 

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