芸人志望・大江はイケメン!?性格や彼女、好きなタイプは? 最近のこと(2018/02/09〜)

2月9日 金曜日。私と同じタイミングで面接を受け新しく働くことになった同い年の二十歳の男性がいるらしい。今日その人と始めてシフトが被ったので、その人と始めて顔を合わすことになる。その人をここでは谷川さんと呼ぼう。谷川さんの第一印象は、髪型が川谷絵音じゃん、だった。遅刻ギリギリで現れ、焦る様子もなく、のそのそと私のほうに近づいてくるマスクで顔を覆ったキノコ頭の谷川さんは、ベッキーと実家に帰った川谷絵音に瓜二つだった。なかなかイケてる量産型大学生みたいな髪型してるなあ、と思いつつ近くに来た谷川さんにこちらから簡単な自己紹介をした。

「大江と言います。よろしくお願いします。」

「.....谷川で........」

声が小さくて最後まで聞き取れなかった。私も大人しい性格と言われがちなのだが、どうやら谷川さんは見た目のイケイケとは裏腹に私以上のコミュ症のようだ。おそらく、こちらから積極的に会話の話題を振ったりしない限り仲良くなれそうにない。そもそもまともに喋ってくれそうもない。なにが彼をそうさせたのか、生い立ちが知りたいタイプの人でした。たぶん、ゲスの極み乙女というよりindigolaend派なんだと思う、なんとなくだけど。

  

2月11日 日曜日。ヤフオクドラゴンボール全巻を2900円で落札した。ヤフオクを利用したのは初めて。終了時間が近づくと、また新たな最高額入札者が次々と湧いて現れ、何度か落札に失敗したが、なんとか目当てのものを安値で手に入れることができた。なぜ唐突に初めてのネットオークションでドラゴンボール全巻を購入したのか理由を説明すると、『ドラゴンボール』に登場する「かめはめ波」という技を知っているのに、漫画の内容を知らないという状態に強い違和感を感じたからである。「元気玉」も「魔貫光殺砲」も「どどん波」も名前くらいなら知っている、なのになぜ漫画は未読なんだ。これは自己管理、違和感を感じて気持ち悪いなら、このモヤモヤを処理するべきだ。白熱したネットオークションの高揚感を上回るであろう、七つのドラゴンボールを巡る物語を最後まで読み遂げてみせる。

そして「かめはめ波」を出す!

 

2月13日 火曜日。ヤフオクで落札したドラゴンボール全巻が届いた。ダンボールの伝票を見ると差出人が女性の名前だった。実家の母親からくらいしか郵便物を受け取ったことがなかったのでちょっと興奮した、が、ドラゴンボールを全巻持ってる女は確実にオバハンやろ、と気づき我に帰った。

 

2月14日 水曜日。バレンタインデー。さまざまな製菓会社がマーケティングとチョコに熱を入れるなか、GODIVAが"義理チョコ廃止"を呼びかける広告を出し話題になっている。

高3のクラスに、男子に分け隔てなく全員にチョコを配るというマザーテレサ的精神を持った女の子がいた。休み時間、彼女は男子の一人ひとりに好きなチョコの銘柄を聞いて回っていた。ある者は「明治アーモンド」またある者は「ブラックサンダー」とスーパーに並んでいる安価なチョコをそれぞれリクエストした。そんななか、私はというと。

「大江くんはなににする?」

「んー、じゃあGODIVA!」

照れ隠しに高級チョコをセレクトするというボケをかました。彼女は「一人だけ高いの選ぶなや!」と私のボケを綺麗に包み込む二層構造のチョコのような深い味わいのツッコミをくれた。私はそれだけで十分しあわせだったのだが、バレンタインデーの当日、なんと彼女は、わざわざ<GODIVAじゃなくてごめんね。>と書いた紙を貼ったキットカットをくれたのだ。彼女の顔を見上げたら後光が射しているように見えた。あの優しさ、ノーベル平和賞級です。

と、まあなにが言いたいかというと義理チョコでGODIVA渡すヤツはさすがにいないので、GODIVAの義理チョコ廃止、大いに結構です。

 

労働は罰。人は皆、罪人で罪を贖うために働いているんだって。だから、1分でも早くバイトを終わらせて家に帰る。 最近のこと(2018/01/31〜)

あいつが泣いていた夜
あの子は笑っていたよ
君は罪を犯し
誰かがそれを見ていた

思い出しても仕方のないこと
家へ帰ろう、夜が明けたら

1月31日 水曜日。4日間のレジ研修が終わった。レジに居ると、店内で流れている大人エレベーターの35階で妻夫木聡星野源にインタビューしてるコマーシャルが嫌でも耳に入る。妻夫木が「大人とは」と問い、星野が「蜃気楼みたいなものだね」と答え、聡が「若さとは」と問い、源が「若者って若いことを演じてるよね」と答える音声をエンドレスで聴き続ける劣悪な環境にアルバイターとして身を置いている。それに僕は星野源に因縁がある。私、星野源新垣結衣はイビツな三角関係の中にいる。ドラマ『逃げ恥』で、易々と新垣結衣の唇を奪う星野源を、私は心底憎み、羨望の眼差しでテレビの前に座ることしか出来なかった。あの屈辱、忘れてたまるものか。トントン。誰かが僕の肩を叩いた。後ろを振り向く。この歪な三角関係を巡る月9ドラマに友情出演の妻夫木聡君だ。

妻夫木「あなたにとって新垣結衣とは」
私「んー小6で諦めたプロ野球選手の夢みたいなものだね。人生は諦めの連続。聡、オレ、ガッキー諦めるよ」

この台詞が話題を呼び、私は日本アカデミー助演男優賞を受賞した。

 

2月1日 木曜日。ジャニーズ事務所が所属タレントの写真掲載を解禁した。あのマヌケな"謎のシルエットがいる雑誌表紙"もこれで見納め。

f:id:botchinocharisma:20180201205518j:image

以下大喜利

「匿名希望読者モデル」

「コナンの犯人」

ゴチになります新メンバー」

 

2月2日 金曜日。日中のレジ研修が終わって、深夜品出し研修初日。何個かバイトを経験したけど、毎回、初日に色々業務の説明聞いてる時「俺にしか出来ないことしてぇなぁ...」って思う。説明している人も「俺にしか出来ないことしてぇんだろうなぁ...」って思ってるとおもう。そして、どうせ読んでる君は「そんなもんねぇよ」なんて思ってるんだろう。ところがどっこい、僕は50音のなにを言われても<健康的な成人男性>で返せる。「て!」「て、手相にエロ線がある!」「あ!」「あ、亜鉛サプリメントを飲んでいる!」お叱りは健康的なDカップ以上の女性に限り受け付けます。

 

2月3日 土曜日。「はい」「わかりました」これしか言わない。バイトの研修中、知らないおばちゃんに作業の説明を受け続ける時間しかない、ので、この2パターンの相づちしかほぼ喋ることがない。そう、つまりこれは"言葉狩り"だ。全く無縁の職場環境、ちょっと未来に行けば人工知能がやってくれてそー!な単純作業、知らないおばちゃん。それは「はい」「わかりました」しか発する言語がない空間。バイトの研修とは"言葉狩り"と同義なのだ。これは間違いなく、これからの非正規雇用者たちに有益な新たな情報の発見だ。単に私がコミュ障とか社会不適合者とかそんな簡単な問題では決してないぞ。

 

2月4日 日曜日。‪先日、妹がテレビ画面に中指を立てていた。『炎の体育会TV』に同世代の女子中学生が期待のアイススケーターとして出演している映像を観て嫉妬し、妹はテレビ画面に中指を立てたのだ。‬そして、今日、妹はポプテピピック5話を見ていた。案外、駅員に中指立てた奴も影響されていたのかもしれない。

ポプテピピック。15分のアニメを2回繰り返し、声優を入れ替える構成がツイッターで話題。私もチェックしているが、声優の名前を全く知らないのでイマイチ盛り上がりについて行けてない。ギャグは純粋に面白いと思う。沢庵にされてもおこらないやつとか好き。そういうことじゃないのかな。声優を好きになって応援する文化がよくわからない。

 

2月5日 月曜日。バイトは休み。母が「今日、バイト行くの?」って毎日聞いてくるのが鬱陶しい。『ダイアンのよなよな』で西澤さんが、劇場でギャロップ林さんに会うと毎度「この後なに?」って話しかけてくるのがウザいって言っていたのを思い出して共感した。母にはシフト表のコピーを渡そうと思う。

 

2月6日 火曜日。バイト休み。私はこの世に産まれて人生を生きたいと願った覚えは一度もない。なのに1997年7月16日、私はこの世に生を享けた。勝手だと思う。こんな勝手なことするならせめて意味とか理由を与えてほしかった。「無気力」「存在感がない」これまで散々言われてきた。なんでって、義務教育?20歳を過ぎたら生きるために労働? 私はずっとわからないんだ。

 

関連エントリー

road to ここではないどこか

f:id:botchinocharisma:20180123223427p:image

面接に受かりスーパーでバイトを始めた。接客はしたくないので業務は品出しのはずだったが、深夜の品出し担当とは言え従業員として"レジが出来ることは必須"らしく、あれだけ「良い客、良い客と続いても次に悪い客が来るかもしれないという くじ引き的要素に嫌気がさしたので二度とやりたくない」と接客を嫌い、接客が無いバイトに絞って品出しの仕事を選んだのに店の都合であっさり4日間のレジ研修を受ける羽目になった。私の意思とは...しかし、あいにく預金口座の残高が7000円しかないので、バイトを選び直して足踏みするわけにはいかない。死んだ目で「いらっしゃいませ」してやるよ。くそが。僕は子供の頃から算数が苦手だ。コンビニのバイトでもお釣りの計算を間違えておばさんに顔に唾が飛ぶくらいキレられたことがある。家に帰ってハンドソープのキレイキレイを顔に使った。またあんな惨めで不潔な思いをするのかキレイキレイがいくつあっても足りないと不安だったが、スーパーのレジはお釣りを自動で精算してくれた。予想に反し、これならイケると思った。肌で感じたのが東京のコンビニとは違って、田舎のスーパーは客のカテゴリーが少ない。東京のコンビニは、ワンピースの最新巻情報を聞いてくる大学生、毎日焼肉弁当を買いに来るオカマ、でかい外人と多種多様バラエティ豊かだったが、田舎は馬鹿のひとつ覚えみたいにエコバッグを背負ったジジイババアしか来ない。いや、地球に優しい良いことか。怒りで正しい判断ができないようだ。少し寝る。

 

関連エントリー

20歳芸人志望、スーパーの品出しのバイト始めます。最近のこと(2018/01/01〜)

f:id:botchinocharisma:20180116014542j:image

 

近所の神社。とても思い入れのある神社だ。

 

17歳の私は学校に行きたくなかった。

 

どうにかして誰にもバレずに学校をサボる方法がないかと私は夜な夜な考えた。

 

そして、ひとつの妙案が浮かび私はそれを実行に移した。

 

いつも通り、朝食を食べ、顔を洗い、母に「いってきます」を言い家を出る。

そのまま学校に行くと見せかけて、近所の神社に行き、そこから携帯で職員室に病欠の電話を入れる。

3時間ほど神社で待機する。

母がパートに行って家を空けたのを見計らって、家に帰る。

 

成功した。

 

「何度も使えないが、嫌いなバスケの授業があるときだけこの方法でサボろう!」

 

私はこの方法で何度も体育のある日は学校をサボった。

 

 しかし、この完全無欠(欠席数クラスワースト1位)かと思われた作戦の謎を解き明かすものが現れた。 

 

体育教師の担任だ。

 

担任「お前が電話してんの家からちゃうやろ!小鳥のさえずりが聞こえるぞ!」

 

雀の涙ほどのうんちがでた。

 

最近のこと。年明け。僕が留守の間におかんが合い鍵を使って部屋に入り、勝手に掃除をしていた「勝手に入んな!お前はゴキブリか!ゴキブリに正面突破させる訳にはいかんから鍵渡せ!」しかし、おかんは頑として鍵を渡さなかった。"おかん"とはそういう生き物だ。その後、おかんと買い物に行った。僕はバルサンを手にしながらおかんに「玄関から入ってくるデカイやつにも効くかな」と皮肉が効いたことを言ったが、おかんは「もっと暖かくなってからでええんちゃう?」と言った。勘の鈍い"中高年"だ。

f:id:botchinocharisma:20180116013155j:image

父親が買ってきた緑のカーテン。ダサいうえにクロマキー撮影できそう。お金に余裕ができれば、僕好みの黒の遮光カーテンに変えようと思う。

f:id:botchinocharisma:20180112223421j:image

おみくじを引いた。吉だった。<安心してことにあたりなさい>と書いてあったので、重い腰を上げて履歴書と証明写真を買いに行った。

 

8日月曜日。成人の日。一緒に成人式行く友達いない兵庫県篠山市4ね。一人でいる時間が多くなったのは小学生高学年の頃からだ。10年近く孤独に生きてきた。人生の通過点"成人の日"にも僕は一人で立っている。この孤独に意味はないのか。長い間温存してきた「個」を解き放つターニングポイントがこの先の人生にあることを願っている。せっかくなので、まだ小さかった時のことを振り返ろう。小学校の制服は学校指定の股下10センチの短パン。僕の小学校生活は他の子より濃いスネ毛を晒し続ける羞恥にまみれた日々。そんな辱しめは小学生の僕の自意識を静かに暴走させるには十分だった。体育のプールの時間。「将来、熊になるんちゃう?」と、クラスメイトは僕の水に濡れた小学生らしからぬ濃いスネ毛を見て無神経にもそんなことを言った。しかし、先述した通り、僕は二十歳の成人の日を迎えたが、熊にはならなかった。

 

12日金曜日。いつもは昼過ぎに起きるが、今日は10時に起きた。12時からバイトの面接があるからだ。久しぶりに携帯のアラームをかけて寝て起きたので、時間を拘束される不快感を思い出した。業種は近くのスーパーの深夜の品出しにした。面接日から憂鬱で到着が時間ギリギリになる。当然やる気なんてない。バックヤードに案内され、店長と対面に座った。履歴書を渡すと開口一番店長に"大学中退の理由"を聞かれた。もう慣れた。業務内容や就業時間、時給の話を淡々と聞き、10分弱で面接は終わった。面接の結果は後日電話で連絡との事。東京ではお決まりだった「不採用の場合は電話ない」というセリフがなかったので、こちらから「電話がなかったら、不採用だったという事でいいですか?」質問したら「前向きに考えているので必ず電話するよ」と言われた。田舎の暖かさのようなものと地方の人材不足の厳しさを同時に感じた。

夕暮れ。ベランダに干してあった洗濯物をしまっていたら、向こうの電線にスズメの群れが止まるのを見つけた。一列に並んで、今日の晩飯は何にするかそんな事でも話し合っているように見える。あんなに寄ってたかって、それぞれ種類の違う晩飯にしないといけないルールでもあるのだろうか。ある者は、ミミズ。またある者は、コガネムシ、ゾウリムシ、バッタ、イナゴ。「カレーうどん!」と大声で僕の夕食を報告したら、みんな何処かへ飛んで行った。そりゃそうだ、僕は彼らの仲間じゃなかった。

 

f:id:botchinocharisma:20180114025415j:image

13日土曜日。Netflix坂元裕二いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が追加されていたので一気見した。音(有村架純)の母からの手紙の一節が良かった。

恋をするとうれしいだけじゃなくて切なくなったりするね

きっと人がさみしいって気持ちを持っているのは

誰かと出会う為なんだと思います

あと、登場シーンこそ少ないが佐引(高橋一生)の芝居と物語を通しての"存在感"が終始素晴らしかったと思う。マニアックだが、僕は坂元裕二作品のファンだ。先週放送開始されたばかりの最新作『anone』は非常に彼の著書『復書簡 初恋と不倫』っぽい。

往復書簡 初恋と不倫

往復書簡 初恋と不倫

 

僕の一個下の美女広瀬すずちゃんが主演であることは重要ではない。因みに一番好きな作品は『最高の離婚』と『カルテット』です。一個ではない。

 

f:id:botchinocharisma:20180116174717j:image

14日日曜日。今日はamazonprimeに追加された『彼氏彼女の事情』をチェック。設定が秀逸で、テンポもよくて見やすかった。小学生のとき、頭良いキャラを演じていたが、実は算数がめちゃめちゃ苦手でテストの点数が悪いと誰にも見られないようにコソコソ隠していた努力不足な自分を恥じたい。

 

15日月曜日。昼にバイト先から着信。面接に受かった。面接の時点で明言こそされなかったが合格を宣言された様なものだったので、インフィールドフライを落とさずにしっかり捕球したって感じだ。ダルいけど、いつまでもニートしてらんない。

 

関連エントリー

 


 

兵庫→東京→兵庫

東京での生活環境 f:id:botchinocharisma:20171228172025j:image

 

現在の生活環境

f:id:botchinocharisma:20171228162104j:image

11月の末に1年半ほど暮らした東京・板橋を離れ、父が運転のトラックで兵庫の片田舎に戻ってきた。"複数の牛丼チェーン店が凌ぎの削っている街"から"牛丼屋はすき家しか選択肢がない町"へ家具とともに移動している車中は、筆舌に尽くし難い喪失感でいっぱいであった。現在は、アパートの実家の部屋とは別の一室を大家さんのご好意で半分の家賃で借りている。育った部屋と全く同じ内装なのだが、別棟なので間取りが逆なのが気になる。4LDKは5人家族だと狭く感じ思春期に不満を言うこともあったが、さすがに1人だと広すぎる。家賃の支払いは来年からでいいそうだ。母から聞いたが、そんな気前の良い大家さんは脳出血で入院中らしい。お大事に。

 

大家さんの病状が安定するであろう頃には、毎月の家賃を払っていくためにバイトを始めなければいけない。バイトの求人の数も少ないので、接客がない深夜のスーパーの品出しでもしようかなと考えている。東京で接客を経験したが、良い客、良い客と続いても次に悪い客が来るかもしれないという くじ引き的要素に嫌気がさしたので二度とやりたくない。しかし、品出しのバイトにどんな同僚がいるのかこれも運。っほんと社会って嫌になる。

 

この前、ツイキャスで東京を離れたことを伝えると「芸人を諦めたのか?」とコメントで質問されたが、もちろん諦めてはいない。実家に戻って生活費が浮くので、お金が貯まればすぐにでも養成所に入ろうと思っている。ここに愚痴を書くと思うが地道にバイトも頑張ります。そもそも、東洋大学に通うために上京したのだが、半年しか通わなかった。辞めた当初は、最小限の負担で済みはしたが奨学金返済の額に病んだり、「大学中退 芸能人」と検索して人気芸人、人気ラッパー、人気青年実業家のウィキペディアの経歴に「大学中退」の文字を見つけて安心したりしていたが、もうナーバスになる時期は過ぎた。僕は前向きに生きる。人生には良いも悪いも、上下もなく、ただ違いがあるのだ。僕は大学を中退した。そして、優秀な芸人を目指す。

2018年も「大学中退をきっかけにお笑い芸人を目指す」をよろしくお願いします。

 

関連エントリー

 

 

 

お笑い"生産者"が僕のやりたい仕事です。 最近のこと(2017/11/10〜)

 f:id:botchinocharisma:20171117025304j:image

秋も深まり、朝夕は冷え込む季節になりました。...で?そんな天気の話はどうでもいいんです。今回は最近のことをお伝えする前に、僕が考えたネタのひとくだりを読んでいただきたいのです。映画でいうパイロット版です。

漫才「高校野球

○夏になると盛り上がるのが高校野球。高校球児見てると自分もあんな青春送りたかったなーって思いますよね。ほんまに高校球児って爽やかで素敵ですよね。

●そんなね、青春を野球に賭ける高校野球達に贈りたい言葉があるんですよ。

○なに?

ソクラテスの言葉なんですけどね、「ユメニトキメケ アスニキラメケ メザセ コウシエン」

○それ言うたんルーキーズの先生やろ!なんやソクラテスて。

こういう感じでいきたいと思ってます。いかがでしょうか。

f:id:botchinocharisma:20171111231256j:image

金曜日。極楽とんぼKAKERUTV 「ビリはへそピアス!ボウリング最強芸人3時間SP」が最高に面白かった。罰ゲームのへそピアスを賭けたビリ決定戦"品川庄司VSとろサーモン"。久保田さんがへそピアスのプレッシャーで気が狂っちまっていた。途中から暴言しか言ってなかった。罰が"へそピアス"という事で、芸人がボウリングに狂ってしまい、あんなに面白くなるのかと恐ろしかった。

ハイタッチするとろサーモン

f:id:botchinocharisma:20171112005533p:image

f:id:botchinocharisma:20171112005539p:image

抱き合うとろサーモン

f:id:botchinocharisma:20171112005633p:image

f:id:botchinocharisma:20171112005603p:image

長年、ファンだが、こんなにスキンシップとってるの初めて見た。

f:id:botchinocharisma:20171112005821p:image

 

土曜日。ツイキャスで「芸人志望の喧嘩凸待ち」というタイトルで放送した。そうしたら、1人目に「お前は芸人目指してるくせに面白くない」って言う奴が来た。そいつに「具体的にどこが面白くないか教えて」って聞いてみた。そいつは「具体的に答えたくない。具体的に答えないといけない理由を教えろ」と返してきた。会話にならなくて残念だった。おしまい。

 

日曜日。シン・ゴジラをテレビで見た。大迫力のフルCG、飛び交う専門用語、超豪華な俳優陣、長谷川博己竹野内豊石原さとみ...。千鳥ノブさんの石原さとみのモノマネがめちゃめちゃ面白かったのをふと思い出した。

 

火曜日。コンビニのお菓子売り場でガンダムコンバージを買った。ガンダムの小っちゃいフィギュアです。

f:id:botchinocharisma:20171115030524j:image

こういうの集めるの趣味にしたいのだが、僕はガンダムを1話も見たことがない。1体買ったのが不思議なくらいガンダムを知らない。もっと知ってるやつを集めたいと思った。ドキュメンタル シーズン4の出演者が発表された。楽しみやなあ。「僕は健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、"お笑い"を愛し、命ある限り、この人生を"お笑い"に尽くすことを誓います。」「ちょっと待ったああ。お前、芸人目指してるらしいけど、舞台立ったこともないただのお笑いオタクじゃねえかあああ。」「......」

 

水曜日。M-1の決勝進出者が発表された。推してるとろサーモンマヂカルラブリー、ゆにばーすが3組とも受かった。面白いと思う漫才師が、ちゃんと認められて嬉しい。僕も「ああならなあかんねや」と思う。「スタンド」「ジョジョ立ち」等の例えを理解するために『ジョジョの奇妙な冒険」をチェックしている。

f:id:botchinocharisma:20171117022444j:image

スターダストクルセイダースまで見終わって「スタンド」は理解できたが、「ジョジョ立ち」がまだわからない。作中のキャラクターが変な立ち方をするもんだと思っていたが、意外とちゃんと立っている。ダイヤモンドは砕けないを見終わっても何のことかわからなければ、グーグル検索する。「ジョジョ立ち」ってなんなんや。

 

木曜日。バイトをバックれてから珍しいことではないが、一日中、家に引きこもっていた。最近読んだ本に「この世に生を享けたからには、文明を発展させるために、自らの才能を生かし働くべき」と書いてあった。社会には"生産者"と"消費者"がいる。今日の僕は3DSドラクエ11をしたり、abemaTVのお笑い番組を観たり、インスタントラーメンを食べたり、社会の誰かが生産したものを消費するばかりだった。お金が稼げる生産的なことは何一つしなかった。僕は20歳。ただ消費するだけが許されるのは中高生まで(最近気づいた)。このままではいけない事はわかっている。ただ、僕は思う。この世で一番つらいこと、それは"労働"だ。高校生の時初めてバイトを経験した時に思った「働くってタリィな」。だが、この社会は"労働"を強制する。どうしても働け?貴様らがそう言うなら、僕は大好きなお笑いで稼げるように頑張ります。これが僕の出した答えだ。お笑い"生産者"に僕はなる。

お笑い芸人を目指す姿勢「インプットを怠らない」 最近のこと(2017/10/31〜)

池袋の手コキ専門店に行ってきた。自己紹介で「現役大学生」と身分を詐称したら、まさかの風俗嬢が大学生で単位やら必修科目やら込み入った質問をされ、ボロが出まくった。たぶん「こいつ詐称してんな」ってバレていたと思う。ショーンKか!

 

水曜日。『ピンポン THE ANIMATION』を見直した。台詞廻しが秀逸。「この星の一等賞になりたいの、オレは!」

木曜日。abemaTVの『72時間ホンネテレビ』をオープニングからチェック。番組のスタートと同時に元SMAPの3人がSNSを始めた。元SMAPツイッターは既に何十万のフォロワーがいて、初めてのツイートにすごい勢いで いいね の数が増えていく。サイバーエージェントの社長が「始めたばっかりで、この数字はすごいですよ」と持ち上げる。ところが、元SMAPは「これってすごいことなんですか?」と薄いリアクション。ー僕はこの日の昼間にニコ生をやっていた。来場者数は数十人、コメントは「売れないだろうから辞めとけ」「さっさと就職しろ」など無責任なアドバイス。そんなコメントに僕は「てめえらのアドバイスなんか意に介さねえから!ばーか!数年のうちに結果出して二度とそんなコメント打てねえようにしてやる。」と吠えて強がった。自分の存在があまりに貧相に思えた。人間は自分を中心に世界を捉えがちだが、間違いなく世界、少なくとも日本の中心にいるのは圧倒的な数字を持つ彼らのような人間なんだろう。でも!僕はオンリーワry

 

金曜日。GYAOM-1三回戦をチェック。マヂカルラブリーのミュージカルのネタが面白い。野田クリスタルさんが気になって調べてみると、20歳の頃からブログを書いているみたいだ。ブログもオチがあって面白かった。僕はこれの前に書いたSMAPのやつを書き直して しっかりオチを付け足した。新宿のシアターサンモールでロロ『父母姉僕弟君』を観劇。勘違いして同じ新宿にあって名前がめちゃめちゃ似ているシアターモリエールに行ってしまうが、距離間徒歩20分のところにあったので開演には間に合った。めちゃめちゃ名前が似ているのに距離間が20分あることに納得はいっていない。歩いてる時に、狭い歩道で腕を組んで突っ立って訝しげに100円ローソンを眺めているジジイにイラっとした。100円ローソン初めて見たんか?なぞーいきもーい。なぞきもーい。東京に来てからお芝居観に行くのにハマってる。シティーボーイ気取ってる。東京はカルチャーが身近。引きこもり気質の僕も動画には無い臨場感を求めて外に出るのです。カルチャーに造詣がふかーい。

 

f:id:botchinocharisma:20171104191637j:image

土曜日。ラジフェスが行われている赤坂TBSへ。観覧の抽選に当選していたので、前から4、5列目くらいの所から観れた。太田さんが72時間テレビに出演した話題で、「サイバーエージェントの藤田社長の豪邸には9人の死体を隠してある部屋がある」っていうボケで笑いとっていて すげえなって思った。やべえわ。あと、革ジャンが似合っていた。

 

日曜日。72時間ホンネテレビの最終日。正直滑ってる企画の時間が多かったが、3人の作り出す空気感に4日間夢中になってしまった。オープニングパーティの爆笑問題の暴走、オートレース場での森くんとの再会は特に面白かった。インターネットテレビだからこその"垂れ流し"が良かったんだろう。エンディングの72曲ライブは、慎吾ちゃんがスマホを片手に歌っていた姿が象徴的だった。

f:id:botchinocharisma:20171107002819p:image

f:id:botchinocharisma:20171107002830p:image

時代の変遷とともにエンターテイメントも進化しようとしている。気がする。最後の森くんの「ずっと、ずっと仲間だから」ってメッセージにグッときた。木村ァ観てたぁ?

 

月曜日。ラスタ原宿で『ゆにばーす川瀬presents蘇る千葉ゴウ〜相方探し編〜』を観てきた。M-1準決勝でやられる予定のホテルのネタが、前見た時より洗練されていて無駄なボケが一つもない とてつもない完成度だった。